梅干し
梅干しって美味しいですよね。
スーパーマーケットなどで市販されている梅干しには、
消費者の嗜好の変化から調味梅干が多いそうです。
これは、賞味期間が製造後半年程度に設定されているものが多く、
名称の欄に「調味梅干」と書かれていることで確認できます。
伝統的製法によって作られた梅干は、土蔵のような保管に適した環境では腐らず
、100年前に作られたものでも食べられるそうですよ。
ただし、希に黒色に腐ることがあり、地方によっては、
普段腐ることがない梅干しが腐るのは
何らかの異変が起こる前兆であるという迷信が伝えられている所もあるそうです。
現存している最古のものでは、
奈良県の中家に伝わる梅干しで、天正4年(1576年)に漬け込まれたものが
良好な状態で保存されている(補充ができないため試食はされていないそうです)。
また、同家に同じく伝わる江戸時代の安永年間に漬けられた梅干しを試食したところ、
問題なく食べられたというそうです。
梅干しってすごいですね。